今回は、CentOS6.4にxinetdをインストールします。
xinetdとは?
そもそも、xinetdとは何でしょうか?
まず読み方は、「ザイネットディー」と呼びます。
何をするものかというと以下を読んでいただければある程度の知識のある方であれば理解できると思います。
コロラド大学のPanos Tsirigotisによって開発されたインターネットスーパーサーバー。
インターネットスーパーサーバーとは、インターネットサービスを提供するプログラムの代わりに接続要求を待ち受け、接続要求があった時に各サービスを提供するプログラムを起動するものである。伝統的なソフトウェアとしてinetdが長く使われてきたが、inetdはセキュリティが脆弱だった。主にこの点を改良したのがxinetdである。
Xinetdとは - OSS用語 Weblio辞書
xinetdを使用するメリットは以下になります。
- メモリ使用量とシステムの負荷の軽減
- サーバーで起動しているプログラムを一元管理できるようになる
xinetdのインストール、初期設定
xinetdをインストールします。
インストール
yumでインストールを行います。
# yum install xinetd
起動
xinetdを起動します。
/etc/init.d/xinetd start
自動起動設定
自動起動をオンにして、起動時に自動起動するようにしておきます。
# chkconfig --add xinetd # chkconfig xinetd on
これで自動起動が設定されました。
確認
chkconfigで設定されているか確認をします。
以下のようになっていれば設定が成功したということになります。
# chkconfig --list xinetd xinetd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
次回は、sysstatのインストールを行います。