おじさんエンジニアの日記

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【CentOS6.4】sysstatをインストールする

今回は、CentOS6.4にsysstatをインストールします。

sysstatとは?

sysstatは、定期的にサーバーの情報を保存する為のツールです。
CPUの負荷、ディスクI/O、メモリの使用状況、ネットワークデバイスの情報など多くのものを保存してくれます。
なので、サーバーに何らかの問題が発生したときの調査などで使えるので、インストールしたほうがよいパッケージです。

sysstatのインストール、初期設定

sysstatをインストールします。

インストール

yumでインストールを行います。

# yum install sysstat

自動起動設定

自動起動をオンにして、起動時に自動起動するようにしておきます。

# chkconfig --add sysstat
# chkconfig sysstat on

これで自動起動が設定されました。

確認

chkconfigで設定されているか確認をします。
以下のようになっていれば設定が成功したということになります。

# chkconfig --list sysstat
sysstat         0:off   1:on    2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

また、インストール時にcronも設定されます。

# cat /etc/cron.d/sysstat
# Run system activity accounting tool every 10 minutes
*/10 * * * * root /usr/lib64/sa/sa1 1 1
# 0 * * * * root /usr/lib64/sa/sa1 600 6 &
# Generate a daily summary of process accounting at 23:53
53 23 * * * root /usr/lib64/sa/sa2 -A

上記の設定の説明です。

  • 10分毎にバイナリにその時のシステムの状態を記録する
    • /var/log/sa/sa{日}に保存されている
  • 23時53分に/var/log/sa/sa{日}をテキストに変換する
    • /var/log/sa/sar{日}に保存されている

sysstatの細かい使い方は、後日書きたいと思います。

次回は、ntpのインストールを行います。