子持ちプログラマーの日記

子持ちのプログラマーがWeb関連の技術、育児、ガンプラのことを書くブログ

【CentOS6.4】yumリポジトリを追加する

今回は、yumリポジトリを追加します。

PHPMySQLなどの新しいバージョンをyumでインストールする場合、
デフォルトのまま、インストールすると古いバージョンをインストールされます。
最新のものなどをインストールしたい場合などは、別のリポジトリを追加して、そこからインストールするようにします。

リポジトリをインストール

epel、remi、RPMforgeの3つをインストールします。

EPEL

rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

remi

rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

RPMforge

rpm -Uvh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm

※※注意※※
レポジトリのURLやファイル名はよく変わるため、ダウンロードできなかったりした場合は、
URLの最後の部分をなくしてブラウザで開くと一覧が見れます。
その時の状態などに合わせてURLを変更してください。

デフォルトを無効にする

基本的に外部リポジトリは、デフォルト無効にして、
使いたいときだけリポジトリを指定して使うようしています。
なので、設定ファイルを編集して、無効にします。

変更の仕方は、設定ファイルを開き以下のように編集するだけです。

enabled=1
↓
enabled=0

それぞれの設定ファイルは以下にあります。

EPEL

vi /etc/yum.repos.d/epel.repo

remi

vi /etc/yum.repos.d/epel.repo

※remiは、インストール時は無効になってます。

RPMforge

vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo

リポジトリを指定してインストール

デフォルトのリポジトリにはない場合、リポジトリを指定するとインストール出来る場合があります。
例えばphpの場合デフォルトでインストールしようとすると5.3.Xがインストールされますが、
remiを使うと5.4.Xをインストールすることができます。

試しに「yum info」で確認してみましょう、

何も指定しない場合

# yum info php
<省略>
Available Packages
Name        : php
Arch        : x86_64
Version     : 5.3.3
Release     : 26.el6
Size        : 1.1 M
Repo        : base
<省略>

と5.3.3が選択されてます。

remiを指定する場合

# yum --enablerepo=remi info php
<省略>
vailable Packages
Name        : php
Arch        : x86_64
Version     : 5.4.22
Release     : 1.el6.remi
Size        : 2.7 M
Repo        : remi
<省略>

と5.4.22が選択されてます。

また、どのリポジトリが最新かわからない場合も多いかと思います。
その場合、すべて指定してやればその中から最新のものを選んでくれます。

すべてを指定する場合

# yum --enablerepo=epel,remi,rpmforge info php
<省略>
Available Packages
Name        : php
Arch        : x86_64
Version     : 5.4.22
Release     : 1.el6.remi
Size        : 2.7 M
Repo        : remi
<省略>

上記のように5.4.22が選択されました。
また、「Repo」はどのリポジトリかという情報で、remiを選択したことがわかります。

これでCentOSのインストールから初期設定周りは完了です。