おじさんエンジニアの日記

おじさんエンジニアがWeb関連の技術、ガンプラのことを書くブログ

【CentOS6.4】ネットワークの設定

今回はCentOS6.4のネットワークの設定をします。

ネットワーク、ホスト名、ゲートウェイを設定

# vi /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=centos

NICの設定

今回のように仮想ではなく、実機などの場合は、1つ設定すれば良いと思います。

NAT側の設定

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
HWADDR=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
TYPE=Ethernet
UUID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=dhcp

ホストオンリーアダプター側の設定

以下例です。
IPなどは各自の環境に合わせて変更してください。

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
EVICE=eth1
HWADDR=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
TYPE=Ethernet
UUID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.56.110
NETMASK=255.255.255.0

ホストファイルを設定

ローカルのホスト名をlocalhost以外の名前に設定したい場合のみ設定して下さい。

# vi /etc/hosts
127.0.0.1 [自分の好きな名前] localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1         localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6

DNSサーバの設定

今回は、「Google Public DNS」を設定します。

# vi /etc/resolv.conf
nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4

ネットワーク再起動、確認

再起動

ネットワークのみであれば、ネットワーク再起動のコマンドでよいが、
今回は、ホスト名を変更しているので、OSを再起動する。

# shutdown -r now

※ネットワークの再起動は以下。

# /etc/init.d/network restart

確認

ホスト名の変更がされたかどうか確認

プロンプトのホスト名が変わっていればOK*1

IPアドレスが変更されたかどうか確認
# ifconfig

設定されたIPなどに変わっていればOKです。

ホストOSからゲストOSに接続できるか確認

「Tera Term」などのSSHクライアントソフトでゲストに接続できればOK

DNSサーバーと外部(WAN)に出られているかの確認

nslookupもしくは、digコマンドで確認します。
ただ、今回インストールしたminimalだと上記コマンドがインストールされていないので、
確認の前にbind-utilsをインストールします。

yum -y install bind-utils

以下のようにServerが「resolv.conf」に記載した内容になっていて、IPアドレスが引ければOKです。
また、これで同時に外部(WAN)に出れていることも確認できます。

# nslookup yahoo.co.jp
Server:         8.8.8.8
Address:        8.8.8.8#53

Non-authoritative answer:
Name:   yahoo.co.jp
Address: 203.216.243.240
Name:   yahoo.co.jp
Address: 124.83.187.140

これでネットワークの設定が完了しました。
次回は、xinetdをインストールします。

*1: プロンプトにホスト名が表示される設定になっていることが前提