PEAR::Log 使い方
PEAR::Logの使い方をまとめます。
インストール
pear install Log
使い方
読み込み
require_once 'Log.php';
オプション設定
$conf = array('mode'=>0777,'lineFormat' => '%1$s %3$s %2$s [%6$s]%5$s - %4$s','timeFormat'=>'%Y/%m/%d %H:%M:%S');
補足
mode | ログファイルの権限 |
lineFormat | ログ出力のフォーマット(詳細は以下に) |
timeFormat | ログの時間のフォーマット |
※ほかにもあるけど、デフォルトでいいかと思います。
lineFormatの詳細
%1$s | 時間 |
%2$s | 識別文字列 |
%3$s | ログレベル |
%4$s | メッセージ |
%5$s | ファイルパス |
%6$s | 行数 |
%7$s | 関数名 |
%8$s | クラス名 |
インスタンス生成
$log = Log::singleton('file', './test.log', TEST, $conf, PEAR_LOG_DEBUG);
引数はそれぞれ、ハンドラ、ログファイル名、ログID、オプション、出力する最低ログレベルとなっています。
ログ出力
引数にレベルを渡すのと、ショートカットメソッドを使う2パターンがあります。
※ショートカットメソッドとログレベルの詳細は、下記参照
パターン1
$log->log('メッセージ', [ログレベル]);
パターン2
$log->[メソッド]('メッセージ');
ログレベルとショートカットメソッド
ログのレベル | ショートカットメソッド |
PEAR_LOG_EMERG | emerg() |
PEAR_LOG_ALERT | alert() |
PEAR_LOG_CRIT | crit() |
PEAR_LOG_ERR | err() |
PEAR_LOG_WARNING | warning() |
PEAR_LOG_NOTICE | notice() |
PEAR_LOG_INFO | info() |
PEAR_LOG_DEBUG | debug() |